1ヶ月以上たってもこの症状が改善されない、もしくは最初はなんでもなかったのに、産後2、3週間以降に発症して2週間以上改善されないのが「産後うつ」です。
マタニティブルーは病気ではなく自然と改善されますが、産後うつは治療が必要になります。
充分な休養、専門家のカウンセリング、薬を処方してもらうなどがあります。
軽いと赤ちゃんにおっぱいをあげている間にカウンセリングを受けて自然と治ることもあります。
原因は、育児へのプレッシャーや不安がストレスとなって発症するものです。旦那さんや両親の協力を得られなかったり、頼らずに自分ひとりで抱え込んでしまう人に発症しやずく、家事も育児も完璧にしたいひとや責任感が強い人は特に注意が必要です。
ただ、重度になると治療期間が長引き、赤ちゃんの発育にも影響してきます。母乳やミルクの飲みが悪くなることもあるので早期発見と早期治療が重要です。
精神科や心療内科で診察を受けるのがよいでしょう。カウンセリングで悩みや不安を聞いてもらうだけで改善されることもありますし、抗うつ剤や精神安定剤を処方してもらう人もいます。