待ちに待った赤ちゃんが生まれ、一番最初のお祝いが、お七夜・命名式です。
【お七夜】
お七夜の日数の数え方は、生まれて日を1日目として7日目の夜に無病息災を祈願してお祝いします。
昔は、生まれたばかりの赤ちゃんの生存率が低かったため、生まれてから無事一週間立ったことをお七夜で盛大にお祝いしたようです。
今は、だいたい5日から7日で退院と重なるので、退院祝いと一緒にすることもありますが、命名のお知らせだけしてお祝いは体調を見ながら後日でもいいでしょう。
一般的なお食事の内容は
- お赤飯
- 鯛の尾頭付き
- 煮物(筑前煮)
- お刺身
お吸い物 などです。
日本のお祝いですので和食がおいですが、ピザでお祝いする家族もいます。
いちばん大事なのは、楽しくお食事をすることです。
【命名式】
命名式は、赤ちゃんと赤ちゃんに付けた名前を、家族や知り合いにお披露目して、その土地の産神様に報告するひとされている日本の風習です。
生まれてきた赤ちゃんの名前を命名書に書き、家族の一員として迎え入れる儀式です。
命名書を作るのは大変と思うかもしれませんが、ベビー用品売り場や文房具店でも売っていますし、インターネットで命名書のテンプレートがたくさんあるので自分の好みのものを選んでください。
正式な命名書の書き方はは、地域や家族で様々ですが、一般的には次のような書き方になっています。
- 奉書紙(半紙)・墨汁・筆を準備します。
- 奉書紙(半紙)を横半分におり、縦に三つ折りにします。
- 一番右に「命名」をかく
- 真ん中に「父親の名前と続柄」「赤ちゃんの名前」「赤ちゃんのうまれた日付け」を書く
- 一番左に「父親(母親)の名前」と「名付け日」を書く。
書き終わった命名書は、お宮参の日まで神棚や床の間に飾ります。(最近はベビーベットや壁などの目立つところにはっていることが多いです。)