出産という大イベントを終えて、大きなお腹を抱えた10ヶ月から解放。

待ちに待った赤ちゃんと対面しました。

どうですか?可愛い!?もちろん、可愛いですよね。

病院にいる時は、母乳のことオムツのこと、体重のことなどなど産婦さん同士でおしゃべりしたり、ちょっと不安なことがあっ

ても先生や看護婦さんに聞くことができましたからそんなに心配もなかったのです。

赤ちゃんを抱っこして退院して来ました。

さあ、子育ての始まりです。

病院ではちゃんと寝てたのにすぐ起きて泣く。

オムツが濡れている?お腹すいた?何?なんなの??どうしたの?大丈夫?どこか痛いの?なんて、不安はどんどん膨らみます。

さらに、寝不足から疲れのピークが続いています。

そんなこんなんで、私育てられるのかな?これがずっと続くのかな??大丈夫かな??と。

思い描いていた赤ちゃんとの楽しい生活と違う!

可愛い?可愛いって思えない・・・。

私って、ダメなママ??涙が出る・・・。だんだん不安になってきます。

こんな気持ちになるのが「マタニティーブルー」

出産後、7日〜10日目以内を目安に2日〜4日をピークに、出産した約50%〜80%の人が経験します。

  • 突然、悲しい気持ちになる
  • 訳もなく涙が出る
  • 不安で眠れなくなる
  • やる気がでない

が主な症状です。

命を生み出す出産の疲れや、慣れない育児の疲れ、睡眠不足、育児に対するプレッシャーや孤独感などがマタニティブルーにな
る要因です。
このようなメンタル面の他に、産後に急激にホルモンが低下することが、マタニティブルーの原因として大きく関わっています。
妊娠中は、女性ホルモンをはじめとするたくさんの種類のホルモンが胎盤でつくられています。
しかし、出産時には胎盤が体外に排出され、ホルモンは急激に減少します。
このような急激なホルモンの変化に体がついていけず、多くの女性が一時的に情緒不安定となって、マタニティブルーになると
考えられています。

ほとんどの人が経験するマタニティーブルー。2週間くらいは、続きます。

最初から知っていると。気持ちがちょっとだけ違いますね。

オムツ変えたり、おっぱいあげたり全てが初めてのこと。

自分で全部ちゃんとやろう!!と思わずにご主人やご両親に手伝ってもらったり、一緒にお昼寝したりして体を休めながら

過ごしましょう。

また、妊娠中に母親教室、自治体が運営するコミュニティ、マタニティスイミングなどに参加して、子育て仲間を作っておくのもいいですね。

子育ては、長距離マラソンです。頑張りすぎると長続きしませんね。

ただ、ほとんどの人が2週間から長くても1ヶ月で終わるマタニティーブルー。

1ヶ月以上たってもこの症状が改善されないのが「産後うつ」です。